永久不滅のカカトを手に入れろ!オールスターの靴底をカスタマイズしてみた

コンバース
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どうも!モッパーです。

さてさて今回はコンバース・オールスターの靴底の減りの対策として、カカト部分に補修用のゴムを貼り付けました。

いわゆるリフト取付けってやつです。初めてやってみたんですが、そこそこ上手く出来たので、その様子を見ていただこうと思います。

以前、シューグーを使った方法も紹介しました。
僕だけの裏ワザも紹介してますんで、コチラも合わせて読んでくださいね。

ソールの減り防止と滑り止め!シューグーでコンバースALL STARを修理
コンバースのソールは減るのが早いですよね。特にカカトはすぐに減ってしまう。僕はその悩みを解決すべくシューグーを塗ってます。今回はその手順をお見せします。裏ワザもあるよ(笑)

それではリフト取付けスタートじゃ!

リフト取付けはメジャーな手法

じゃあそのリフトってなんなの?ってことですが、どうやらカカトのことを指すみたいです。つまり靴底のカカト部分にもう1枚底材を追加する。まあ、平たく言うとゴム製のシートをペタッと貼り付けて底を分厚くするってことです(笑)

僕も知らなかったんですけど、靴修理業界ではどうやらメジャーな手法のようです。
まあ、革靴はソールが減ってくると張替えをするんですよね。(これをオールソールと言うらしい)
で、部分的な補修とか、滑り止めや、摩耗防止の為にリフト取付けをするそうです。

しかも!このリフトがすり減ったら交換することが出来るのです。これってつまり…永久不滅のカカトを手に入れられるのです。って、これは言い過ぎかな(笑)

補修用ゴムとダイアボンド

用意した物はコチラ

今回は2点ともAmazonにて購入しました。2点合わせても1500円以内で購入出来ます。

補修用ゴムのサイズは縦190㎜横145㎜で、リフトだけならなんとか4枚(2足分)作れそうです。
ちなみに僕のオールスターのサイズは27.0㎝です。



ダイアボンドはこの手の靴修理では定番のボンドみたいです。かなり接着力が強いということで、プロの方も使用されているそうです。



靴底をキレイにする

まずはリフトを取付ける面(アウトソール)を綺麗にします。中性洗剤を溶かした水をブラシに付けてソールを軽くブラッシングして汚れを落としました。そのあとはしっかり乾燥させましょう。

今回はアウトソールのみを洗いましたが、ついでに丸洗いしたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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型取り

ゴムシートはあらかじめ大きめにカットしておきます。と言っても、今回は2足分作りたかったので、4等分して幅がギリギリです(笑)


前側の取付けラインを決めて、マスキングテープでマークしておきます。



そこに合わせて靴を置き、罫書きます。

ゴムシートをカット

カッターナイフでカットします。ハサミのほうが良かったかも(笑)



仕上がりとしては罫書き線より1~2ミリ内側のサイズにしたいけど、ここでは罫書き線に沿ってカットします。



実際のソールのアウトラインよりちょっとだけ小さめのリフトにした方が見た目がカッコよく仕上がります。

現状は、かなり大きいですね(汗)


しっかりと成形してから貼付けようと思ったのですが、手持ちのミニルーターで試しに削ってみたところ、上手く削れそうなので貼付け後に外周を成形しようと思います。

ヤスリがけ

ボンドで貼り付ける面をサンドペーパーでやすりがけして荒らします。いわゆる足付けですね。



ソールとゴムシート、両方やります。

ツルツルのままよりも荒れていたほうがボンドの食い付きが良くなり、接着力がアップします。

ソールは外周付近のパターンが消えるくらいまでヤスリをかけました。凹凸が少ないほうがより密着し剥がれ防止になると思ったからです。

ボンド塗布

ダイアボンドを塗布します。

ヘラを使って全体に均一に伸ばすように塗っていきます。と言っても、適当なヘラが手元になかったので、木片でやってます(笑)

ちょっと擦り付けるようにしっかりと塗布します。



靴底とゴムシート裏面、両方に塗布します。

あまり厚くなりすぎないように注意して塗ります。

ボンド乾燥

塗り終えたら10~20分乾燥させます。今回は気温が低いので長めの乾燥時間を取りました。約30分間置いて乾燥させました。

その後、状態をチェックします。指で触れてみて、ベタっとくっついてこない程度になっていればOKです。

ドライヤーで暖め貼り付ける

いよいよ貼り付けます。

その前にドライヤーで温風を当てて暖めます。

暖めることでベストな接着力を発揮する状態となります。



位置決めのマスキングテープに合わせて貼り付けます。

ズレないように慎重に合わせます。一度貼り合わせるとボンドがしっかり付いてしまうので、ほぼ貼り直しは出来ないと思ったほうがいいです。



貼り合わせたらしっかり圧着します。まずは手でぎゅうぎゅうと押し付けた後、ハンマーで叩いて圧着させます。

念の為、木材とクランプを使ってプレスします。そのままの状態で1時間程度おきました。

外周の仕上げをします

ミニルーターを使い、外周を削って成形します。

元のソールの黒い部分と同じアウトラインになるように成形しました。これがけっこう時間がかかりました。

ちなみに僕が使ってるのはコチラ↓

※高儀さんのコチラもおすすめです
↓↓

リフト取付け完了

完成です。

作業はスムーズにすすみ、特にこれと言って難しい事はなかったです。

まぁ、苦労したことと言えばやはり外周の仕上げに時間がかかりました。

貼る前に仕上げてしまうと位置決めの難易度が上がると思い、あとから仕上げ加工をしました。これが、けっこう時間がかかりました(汗)

これだったら、先に仕上げ加工しておいてもよかったかもしれませんね。


パッと見た感じはほぼ違和感なく仕上がったと思います。

次にやる時は先に外周を仕上げてから貼付けてみようと思います。

まだ取付けたばかりなので、耐久性については正直言ってわかりません(笑)
しかしこのまま終わっては無責任なので、どれくらい耐久性があるのか…経過を見て報告したいと思います。

というわけで、今回はコンバース・オールスターのリフト取付けをご紹介しました。

尚、「これ読んで取付けてみたけど失敗したぞ!どうしてくれるんだ!!」等のクレームは受け付けておりませんので、くれぐれも自己責任でトライしてみてくださいね。


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