どうも!モッパーです。
愛車ダイハツ ムーブ(LA100S)のルーフのクリヤー塗装が剝がれてきました。このままでは乗って出かけるのも嫌になりそうな感じ。やばいんです、いや、マジでマジで(汗)
再塗装はどれくらいの費用がかかるのか、自動車修理工場を営む後輩に問い合わせたところ、最低でも7万円から8万円はかかるとの返答。うーん、流石にポンと出せる金額ではない(汗)
それならばDIYでやっちゃおうかなぁ…なんて軽い気持ちでYouTube見てみる。
あらま!素人さんとはいえ、皆さん頑張って塗装してらっしゃる動画がたくさんある(笑)
いや、なかにはプロ級の仕上がりを見せている方もいたりして!
さらに調査を進めて分かってきた。
車用の塗料等もネットで全部揃えられそうだ。上手く出来ればかなり安く仕上がる。ちょっとその気になってきた。
自動車整備士をしてた頃に、愛車のフェンダー(パールホワイト)を塗装した経験もある。もちろん、その時は上手く塗れた。自分で言うのもアレだけどかなり上出来だった。
おっと!なんだかますますヤル気になってきたぞ。それに、なんだかんだ言っても失敗する気がしない←この自信が怖い(笑)
というわけで、DIYでルーフの塗装をしちゃいます!!
この時点では、意外な結果になるなんてまったく予想してませんでした(笑)
※自動車のDIY整備・改造・塗装等は全て自己責任でお願い致します
現状説明
クリヤーが剥げているだけじゃなく、ところどころ黒色も剝がれてきていた。ごくごく小さい範囲だが、地金が露出し少し錆がある部分もあった。今まで、じっくり見ていなかったので驚いた(汗)
今回の塗装の概要
時間と予算の都合でサフは塗らないことにした。サンドペーパーで足付けして黒とクリヤーのみを塗ります。
そもそもサフで密着性高めたとしても剝がれる時はサフごと剝がれるんですよね(汗)
そんなわけで塗装後の耐用年数は気にしないことにした。
はたしてこれで上手くいくのかどうか…やるしかない!(笑)
使用したもの
購入した物
- 黒色塗料ダイハツX07 (1kg)
- 上塗り塗装クリヤー (1kg)
- ペイントうすめ液 (4L)
- サンドペーパー#800 (2枚)
- ペーパーディスク P400,P600 (各5枚)
- ペーパーウエス (1ロール)
- 塗料カップ (2個)
- マスキングテープ (1パック=0000巻)
- マスカー (1巻)
- 攪拌棒 (1本)
車用塗料(黒とクリヤー)はガレージヌクイさんでネット購入。その他はAmazonと近所のホームセンターで購入した。
購入金額は全部で14177円(消費税等を含む)でした。
ちなみに主役である車用塗料は送料と消費税込みで10340円でした。ガレージヌクイさんはいろいろと質問させていただきましたが、親切に対応してくださいました。ありがとうございました。
もしまた塗装するようなことがあったら、その時もヌクイさんで買うと心に誓ったのでした。
※購入金額は2024年5月時点でのものです。
使用したけど購入してない物
- スプレーガン(借り物。職場の人が持っていた)
- ランダムアクションサンダー(以前から所有していた)
プロ仕様のスプレーガンをお借りできたのはラッキーだったと思う。これがなければマジでやらなかったかもしれない。
とはいえ、スプレーガンって意外と安いんですね(Amazon調べ)。もし次回があるならスプレーガンを購入してもいいかなと思ってます。
足付けサンディング
ちょこっと#800のサンドペーパーを使って水研ぎで研磨してみた。
手作業でルーフ全面を研磨するにはかなり時間がかかりそう(汗)
それに体力的にもキツイと予測ができた←日頃から運動不足のオッサンには無理!
そこで!ランダムアクションサンダーを使うことにしました。
用意したペーパーの番手は#400と#600。両方の番手を試した結果、#400でもそんなに荒れすぎることはなかったので#400で進めた。
ちなみにランダムアクションサンダーは空研ぎで研磨しました。
サンダーを当てられないような場所や、細かいところは手作業で#800のペーパーで研磨しました。
はい、足付け完了。
ちなみに使ってるランダムアクションサンダーは京セラのRSE-1250です。
ここまでは自宅で作業しました。
そして、この翌日に友人宅で塗装する予定だったのですが…前日まで天気予報では晴れだったのが、なんと雨予報に!!
残念ながら、ここで作業中断になってしまいました(涙)
ちなみに、塗装する場所は工場の軒先をお借りします。広いしエアーもあります。友人に感謝!
時は流れて…
2週間が経過しました。
なんとか天気が良い週末がやってきそうです。といっても日曜日は雨の予報。
作業できるのは土曜日のみ。不安はありますが、機を逃すと梅雨入りしてしまいそうなので、やるしかないぞ。
よし!リスタートです。いよいよ塗装します!
脱脂
まずはシンナーを使って脱脂をしました。
シンナーをペーパーウエスに染み込ませて拭き上げていきました。
このシンナーは脱脂作業やスプレーガン等の道具類の洗浄用に購入しました。
マスキング
ルーフモールを取外してマスキングしました。
マスキングテープとマスカーと新聞紙を使ってのマスキングです。
マスカーは幅が550㎜の物を使ったのですが、もっと幅が広い方がよかったですね。3日分の新聞紙を準備していたのですが、スプレーガンの掃除や塗料の準備時にも使うのでもっと沢山あったほうがよかったです(反省)
その後、マスキング時に手を触れてしまったような所を再度サラッと脱脂しました。マスキングテープにシンナーが染み込まないように気を付けて拭き上げました。
ベースカラーの黒を塗装
まずは塗料をヘラでよく混ぜる。缶の底にメタリック成分が沈殿していました。混ぜていくとだんだんキラキラ感が出てきて感動(笑)
そしてガンのカップに注ぎます。専用のペーパーストレーナーが付属していたので良かったです。これはゴミが入らないようにってことなんですが、こんな知識はなかったので、付属してなかったらそのまま入れてましたね(汗)
いよいよ!の前に一斗缶に試し吹きしました。エア、塗料の量を調整します。15センチくらい離して吹いて、塗料が垂れないように調整しました。
今度こそ、いよいよ!塗装本番です。
まずはサラーっと捨て吹きします。小さな脚立を使って作業しました。
使用した塗料は、イサム塗料のアクロベース。乾燥が早いんです。3分から5分程度待てば重ね塗りできます。色はダイハツのブラックマイカメタリック。色番号X07です。
というわけで5分程待って、2回目塗ります。
プロの方は3回塗りで仕上げるのが基本みたいですが、僕はそんなことは気にせず塗装面の状態を見ながら重ね塗りしました。
途中、ガンが息切れする感じがしたので、何度か調整や試し吹き等をしながら塗装しました。
※後に調べたらノズルの緩みが原因の場合が多いそうですが、この時点では知らなかったので確認していません(汗)
なんだかんだやりながらも…黒、塗装完了しました。近くで見るとメタリックのキラキラもあります。
部分的に重ねたりして合計5回ほど塗りました。
でも、なんだか全体的な艶は出てないですが(汗)
ベースカラーで艶がなくてもクリヤーで艶が出るということなので、このまま続行します。
クリヤー塗装
クリヤーを塗装する前にガンを分解し洗浄しました。
ここでビックリ!ガンを分解してみると、中かメタリックの粉や塗料の(黒色ではない)カスが出てきました。
どうやら以前に使用した時の清掃が完璧ではなかったようです。使用前に分解洗浄しておくべきでした(汗)
クリヤー塗料は2液タイプでした。硬化剤を混ぜて使います。
塗料カップで混ぜました。混合比はクリヤー:硬化剤=8:1。攪拌棒でよく混ぜました。
※プロの方は重量で混合比をしっかり管理しているようです。勉強不足でした!!
よーく混ぜてから使いました。こちらもガレージヌクイさんで購入
黒を塗ってから10分ほど乾燥時間が必要とのこと。てか、10分なんてクリヤーの準備してる間にとっくに過ぎてるし(笑)
というわけで、準備時間が乾燥時間になります。体感的には待ち時間無し(笑)
それで次の工程へ進めるのがすごい。缶スプレーで塗って長めに乾燥させていたあの頃を思い出すよ←どの頃だよ!?
いざ!クリヤーを吹きます。黒と同じような感じでまずはザックリ。
そして重ね塗りしていきます。
ここで警告音が鳴り響きました!(心の中で)
3回目あたりで艶を出そうと厚めに吹いている時に気付きました。吹いてる最中のエリアはいいけど、他のエリアが白くなってしまう!!
ルーフは広いので、脚立を移動しながら、5分割して順にクリヤーを吹いていったんですが…
A~Eとエリアを5分割したとすると
例)Aをツヤツヤに塗る→脚立を移動しBをツヤツヤに塗る→ツヤツヤだったAが白っぽくなる
みたいな感じ。っていうかB以外のエリア全てに影響を及ぼしていた。
どうしたらいいのかわからないまま、時間の制約もあったので、乾燥後に研磨してリカバリーすることにしました。
またも5回程度塗り重ねて終了。
部分的に艶も出ているのですが、全体的にザラザラして艶は少ない仕上がりになってしまいました。
塗装完了
そんなこんなで、イマイチな感じですが、それでもはやる気持ちをおさえながら、マスキングを解除しました。
このあとしっかり乾燥させて、磨きこんでツルツルに仕上げようと思います。それでリカバリーできるといいのですが(汗)
とりあえず本日はここまで。
でも明日は雨になりそうなので、ちょっと不安。
後日、しっかり磨いたら報告します!
DIYでのルーフ塗装は大変だけど面白い
やりました!DIYでルーフの塗装が(無事ではなかったですが)なんとか終わりました。
まだ磨き工程が残っていますけどね!(笑)
流石にプロのように出来るとは思ってませんが、もう少し上手く仕上げたかったですね。自分に甘い僕ですが、さすがに合格点はあげられませんね(汗)
まあ、なんとか1日で塗装が出来たからよかったです。やはり今回使用したアクロベースの乾燥時間が短いのがよかったんです。プロが使う塗料はやっぱり違うんだと実感。缶スプレーではこうはいかないと思います。
自宅で塗装できる環境があれば、いろいろ塗ってみたいですね。現状、大規模な塗装は無理ですが。
というわけで、次は磨きの工程をレポートしたいと思います。お楽しみに!
つづきはコチラから!→→ダイハツムーブ ルーフのクリヤー剥がれ修理【DIY研磨編】
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